院卒で現場に配属されて現在進行形で、現場作業をしている私の体験談と感想を記事にしました。
私のプロフィール
- 旧帝大 大学院卒
- 大手の総合職(デスクワーク)として入社
- 突然、工事現場に異動を命ぜられる
マンモス喰蔵
<注意>この記事は現場作業に従事している人をバカすることを目的にした記事ではありません。実際に働いている個人の感想です。
院卒現場作業員の体験談
院卒「3K」現場作業員の体験談とその感想を紹介したいと思います。
3Kとは
きつい(Kitsui)・汚い(Kitanai)・危険(Kiken)の頭文字をとった、労働環境を意味する用語です。
一般的に、建設業界等は3Kと呼ばれています。
望まない突然の異動
総合職(デスクワーク)として現在の会社に入社し、満足な私でしたが、ある日転機が訪れます。
上司
来月から現場ね!君の成長の為だからヨロシク
マンモス喰蔵
マ?
晴天の霹靂!!五里霧中!!
(平然を装いましたが、頭のなかではカイジ風のナレーションが流れました)
「君の成長の為だ」という余計な一言に引っ掛かりながらも、拒否権は無し、異動しました
現場の良かった点
①毎日定時
- 元の職場は残業ばかりでしたが、今は家族と夕食をとれるようになりました。
②実情を知れた
- 非現場のペーパーワークの結果を実体験できました。
現場の悪かった点
①身体的にきつい
- 事故によるケガや死亡の可能性が増えた。
- 屋外作業の為、雨の日は合羽、寒い日は防寒着、暑い日はどうしようもない。
- 高い・狭い・暗い場所に体をねじ込むので本当にしんどい
②仕事中に虚無感を感じるようになった
- 大学の知識を使うタイミングがない
- 同じ作業の繰り替えしで終わりが見えない
- 職人から非がないのに叱責される
転職できていない理由について
望まない異動の結果、悪い点が圧倒的に多いながらも、転職できていない理由は以下の通りです。
求人は都市部に多いが、コロナ禍の為、人口密集地を避けたいので、勤務地の選択肢が減る- 現職よりも給与が下がる可能性が高い
- 大学の知識を生かせる仕事がしたい
- 大手は新卒が入りやすいので、辞めるのがもったいない
- 給与と余暇のバランスが取れた企業を見つけられるのか不安
マンモス喰蔵
「何高望みしてんだよ!!!」と言われてしまいそうですが、新卒で大手に就職し、突出したスキルを得られなかった20代後半から30代前半ぐらいの年代の人ほど、これらのジレンマに悩んでいると思います。
まとめ
院卒で現場に配属されて現在進行形で、現場作業をしている私の体験談と感想を記事にしました。
マンモス喰蔵
様々な理由を言い訳にして転職ができていない状態ですが、労働条件が良くないので、すべての希望の条件を満たす仕事は中々見つからないながらも、希望に優先順位をつけて、前向きに転職活動を始めていきたいと思っています。
この情報がお役に立てれば幸いです。ありがとうございました。
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