数学の問題を解くときに「問題が理解できない、計算に時間がかかる、足し算、掛け算をミスをしている、問題の解き方が見当がつかない。もはや病気なんじゃないか。」そんな風に思い続け、社会人になった今でも、計算がコンプレックスになっている私が、”数学でミスする”(苦手な)理由をコンプレックス克服の為に、分析してみました。同じ悩みを抱える中学・高校・大学、大学院生の参考になれば幸いです。
はじめに
私の数学のレベル
2桁の暗算はできません。「~を〇で割ると大体×だよね?」と問われるような会社の会話で、なんとなく相槌をうつしかできない自分に毎回コンプレックスを感じています。数学の問題は初見ではまったく解けません。
数学が苦手でも大学院は修了可能
そのようなレベルの私ですが、大学院(博士前期課程)を修了しました。テストの度に短期記憶し、暗記に近い状態で、その場をしのいで何とか修了できました。大変ですが、数学が苦手だからといって理系学生になることはあきらめなくても良いです。
学生時代の反省点
原因を分析していなかった。
正解や回答を重視するあまり、原因を分析していませんでした。学生時代の私は、不正解=”悪”と捉えてしまい、その先の原因について考える勇気や判断・分析力に欠けていませんでした。
習慣・習性を利用していなかった。
うっかりミスは”無意識”が生むものです。逆にその無意識を利用しましょう。毎日少量の問題を時間をかけてもよいので、ケアレスミスの原因と対策(例えば検算をするなど)を意識して解きましょう。ケアレスミスの対策を”習慣化”することで、”無意識に”ケアレスミスを防止しましょう!
ケアレスミスの原因と対策
①計算式と筆算がノートに混在
計算式(計算の筋道)と筆算(実際の計算)は分けましょう!検算をするときにわかりやすいです。
例 左側に計算式、右側に筆算を書く
要注意ポイント: 筆算は列をそろえる、小数点を打つときは濃いく書く
②検算をしない
問題を解いたら必ず、検算(確かめ算)をしましょう!自信があっても必ず確かめ算をしましょう!ケアレスミスが多い人ほど検算をしません。検算を習慣化しましょう!
要注意ポイント: 暗算できる計算でも、計算式は検算の為に残しましょう!
③問題文が整理できてない
計算は合ってるけど、問題文の前提条件を勘違いしたがゆえに、不正解になることパターンがあります。問題文は必要最低限のメモを取って頭を整理しましょう!
要注意ポイント: 以下、未満、以上、を超えるなど微妙な差異
④回答時に選択ミスする
問題文の理解OK、計算OK、なぜか最後に答えの記号を間違えるなんてこともあります。
要注意ポイント: 質問(問題文)と回答(解)が一致しているか確かめる。
⑤間違えた問題を記録しない
自分がどんな問題が苦手なのか把握する為に、間違えた問題を記録しましょう!
要注意ポイント: 間違えたパターンまで分類して記録しましょう!
間違いを記録してみて、同じ問題で同じ様にミスをしていることがわかりました。ケアレスミスは偶然ではありません。
⑥計算の時間を記録しない
問題を解くときは、必ず時間を記録しましょう!自分の計算速度を毎日記録しましょう!これをやっておくと、普段の自分以上の力を出そうとして、計算を焦ることがなくなります。
要注意ポイント: 計算速度の比較は”他人”ではなく”昨日の自分”でしましょう!
まとめ
今回は、理系院卒なのに数学が苦手な私が、1日1問に取り組むようになって、気づいた点をまとめてみました!
今後も随時更新をしてブラッシュアップしていく予定です。
この情報がお役に立てれば幸いです。ありがとうございました。
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